2025年1月より院長に就任した、齋藤大輔です。
私は、初期研修後、消化器外科医として多くの手術を行い、人間の生死にかかわる医療を経験してきました。そこでは、元気に退院する方がいる一方で、食べられない、話すことができない、寝たきりで退院できない患者さんを多数見てきました。
「生かされる医療」、ではなく「生きる医療」を患者さんに提供したいという思いで、人の感覚や機能を専門とする耳鼻咽喉科頭頸部外科に入局しました。
東北大学、宮城がんセンターでは、耳鼻科診療、頭頸部がん診療を修練し、故郷の岩手に戻ってからは、頭頸部がんの機能温存手術や音声改善手術などを専門的に行ってきました。
聞く、嗅ぐ、食べる、つまり「命の入り口」となる耳・鼻・咽頭。そして発声・会話など「心の出口」である、喉頭。これらの感覚器、機能のプロフェッショナルとして、これまで得た知識や技術を地域の患者さまのために活かし、地域の皆様のお役に立てるよう努めてまいります。みみ・はな・のどの症状でお困りの方は小さなお子様からお年寄りの方までお気軽にご相談にいらして下さい。どうぞよろしくお願いします。

医師紹介