
~補聴器による脳のリハビリテーション~「宇都宮方式聴覚リハビリテーション®」
~補聴器による脳のリハビリテーション~「宇都宮方式聴覚リハビリテーション®」
~補聴器による
脳のリハビリテーション~
「宇都宮方式
聴覚リハビリテーション®」
「聞こえが悪いのは歳のせいだから仕方ない」
「高い補聴器を買ったが、うるさいだけで役に立たなかった/たいして聞こえなかった」
「家族に、補聴器をつけても聞こえがよくならないね、と言われた」
難聴でこのようなお悩みをお持ちの方の声をよく聞きます。
私の母も同様の悩みを抱えていました。「夫も息子も耳鼻科医なのに、だれも私の耳を治してくれない・・・」と。耳鼻科医として、母の補聴器を何とかしてあげたい。その思いで、補聴器診療の第一人者である新田清一先生のもとを訪ねて、宇都宮方式聴覚リハビリテーション®に出会いました。
宇都宮方式聴覚リハビリテーション®は、済生会宇都宮病院の耳鼻咽喉科医である新田清一先生と、言語聴覚士の鈴木大介先生によって開発され、多くの難聴患者を助け、笑顔を取り戻すための補聴器を用いた脳のリハビリテーションプログラムです。
実際に私も、済生会宇都宮病院の補聴器外来で研修させていただき、「今まで聞こえなかった音が聞こえて楽しい、人生が大きく変わった」といった患者さんの喜びの声をたくさん聞きました。もちろん、当院の補聴器外来1人目の患者である高度難聴の母も、リハビリを通して補聴器での聞き取りがとてもよくなりました。
この素晴らしいリハビリテーションを、岩手で難聴に悩んでいる方々にも届けたいという思いから、当クリニックでも済生会宇都宮病院と共同での補聴器外来を始めました。
音は「脳で聞いている」と言われています。難聴の方は脳に達する音の刺激が減っているため、静かな環境になれた「難聴の脳」になっています。
この脳を変化させるのが補聴器による聴覚リハビリテーションです。
身体のリハビリと同様に、聴覚リハビリも最初(特に1か月間)は少し大変です。
「ないよりましな補聴器」ではなく、「なくてはならない補聴器」にするためには3か月のトレーニングが必要です。
「聞こえで困っている」かつ「改善させたい」というお気持ちのある方はぜひご相談ください。
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